あおくもkhukのほのぼの日記

こちら、僕たち「あおくもkhuk」の公式ブログ。日記感覚でゆるーーくメンバー4人が様々なことについて書いていきます。少しでもあなたたちの暇つぶしになれれば不幸中の幸いです。僕達の知りたいこと、話して欲しいことがありましたら、いつでもコメントお願い致します!

朝目が覚めるとin the 掃除機

朝目覚める度に セミの抜け殻が横にいる〜

まさに今その状況にあっています。どうも、テツトです。

さすがに失礼でしたかね、セミ

セミの方がまだ彼より頑張って生きてると思います。

セミの寿命って1〜2週間くらい。

あと1〜2週間で死ぬって分かったら皆さんは何をするでしょうか?

めちゃうまい飯食べたいとか、めちゃくちゃ女抱きたいとか考えますよね。

セミってやつらは1週間泣き続けることを選びました。控えめに言ってめちゃくちゃバカです。

生まれてきたことに感動してんのか後悔してんのか、ずーっと泣いてそのまま死ぬんです。

もしかしてセミは泣くという生き方しか知らないのかもしれません。いやそんな訳ないです。

あいつらの近くにはカブトムシや蜂がいて、絶対にそいつらの生き方を見てます。

トルネードスローの練習をしたり、手下を従えて巣の中で嬢王様ゴッコしたりと他の生き方を知っているはず。

僕は子供の頃に何回か出会ったことがありました。セミ界で生き方革命を起こそうとしているやつらに。

そいつらは泣くという動作を囮に人間を安心させ、急に頭上からおしっこをかけてきやがります。控えめに言って天才です。

ただし、ある1匹の革命ゼミが過ちを犯してしまったことがあります。それは、僕におしっこをかけてしまったことです。

今では色々な経験を経て、虫より人間の方が優れいていることを知ってますが、少年の頃の僕にそんな理解はありません。生き物すべてをライバル視していました。

セミであっても絶対に負けれません。ちなみに少年テツトはセミを取る才能に非常に恵まれていました。マジで捕まえんのうまいから。

おしっこをかけられたことに気づいた瞬間、すぐにおしっこをかけてきたセミを確認。

しかし、そいつはすぐ横にあった木のかなり高い位置にとまってしまいました。今持っている虫取り網じゃ絶対に届かない場所です。

しかし、その難しい状況が僕の中の闘争心に火をつけました。

すぐに近くにいた友達を呼び、ガムテープと虫取り網を持ってこさせ、虫取り網を繋げて1つの長い虫取り網を作成。

静かに奴のとまっている木の下へ移動し、背後から網を被せました。奴は僕の網の中で一生懸命脱出を試みます。

しかし、そんな努力も実ることなく、慎重に網は返され、奴はカゴの中へ閉じ込められました。

閉じ込められた奴は思ったのでしょう。生きる場所が木から虫カゴに変わっただけだと。

おしっこをかけることはできなくても、他のセミと同じように泣き続けるという生き方はできると。

しかし、奴は少年テツトをきちんと理解できていませんでした。

奴の入ったカゴは地面に置かれ、3秒後、奴の頭上からは滝のようなおしっこが降りかかりました。

常に自分より下にいた相手におしっこをかけられるという初めての出来事。さすがのセミも驚きを隠せず、泣くのをやめバタつきました。

これでやっと僕と奴はeven。それ以上を味あわせるほど僕もひどい人間ではありません。

ただ、僕はその後のやつの行動が気になっていました。常に下に見ていた奴におしっこを頭上からかけられるという屈辱を受けた後、奴がどんな行動を取るのか。

彼が取った選択。再び奴は泣き続けたのです。

あっぱれ。

奴は生き方を曲げなかった。その時、少しだけセミをカッコよく感じました。

自分が生まれ持った生き方を死ぬまで全うする。まさに武士のような。

ん?何をこんなに語っているのでしょうか?

もとはセミとつじしんを比較するのはセミに失礼だって話でしたね。ちょっと昔を懐古してしまいました。

まあこの話に結論を付けるなら、最初から定まった運命に逆らわず全うするのもかっこいいのではないのかということ。

例えば、ゴミには掃除機に吸われるという運命があります。しっかり人間の皆さんはゴミを見つけたら彼らの為にも吸ってあげるようにしましょうね!



じゃあ👋